富士山世界遺産センター
富士山が世界文化遺産として登録されたのを機会に
「富士山世界遺産センター」の公募型プロポーザルの募集があり、
勿論当事務所も参加しました。
いわゆるコンペ(設計競技)というものです。
コンペと聞くと、どうしても建築家の虫が騒いでしまいます。
クライアントの求める要望を入れた中で、
自分の富士山への想いをどのように表現して、
それをクライアントに受け入れてもらうか、
もう実施設計に近いエネルギーを注ぎ込むのです。
コンペは絶対勝たなければ、
勝たなければ0です。
クライアントと自分の想いを具現化しなければ意味がないですから、
クライアントあっての建築、
そしてその建築を使ってくれる一般市民クライアントのためのものですから。
ちなみにこれが当事務所の計画案のパースと模型写真です。
地上部分は附近の公園等と共有を計るため、
富士山を表現した屋根が、
みんなの広場としてあるだけです。
展示室、ジオラマ等は全て地下にあります。
そんなことで応募したのですが結果は落選・・・残念
次の挑戦に備えよう。
当選案には、
うーん・・・
逆富士ですか
すばらしいテーマを打ち出しましたね。
さすがです。
今や飛ぶ鳥をも落す勢いで、
のってますからねー・・・
敬服しました。