
2020年東京オリンピックのメイン会場である新国立競技場のデザインで一躍話題となった
(その後のゴタゴタで更に連日話題となっていますが・・・)
女性建築家の個展、しかも最終日ということで、人だらけで何を見るにも
並ばなければならないというような盛況ぶり。
(そんな時に行った自分が悪いのですが・・・)
作品のボード、模型、映像等、刺激的な内容の展示が多く、インパクトはすごいものでした。
入場してすぐ、色鮮やかな絵画を展示しているのか?と思いきや、よーく見ると
コンセプトシートであったり、立面図であったり。
これがビル?? これって空飛ぶんじゃない?? 的な建物から、
何かのさなぎのような建物まで 多種多様。
また、長い壁一面の作品映像は位置を変えて通しで2回も見てしまいました。
(プロジェクターを3・4台使用するような画面の大きさ)
大きさのインパクトもさることながら、そのデザインの斬新さ、独創性。
まだ、彼女の実際の作品に触れた事がないので、一度実物を見学してみたくなりました。
展示の最後には新国立競技場に関して丁寧な説明がされており、
周辺の景観を含めた全体模型を初めて見ました。
これは国内の設計事務所が現実としてこの競技場を建てるために
機能、デザイン、予算的なものを調整した案であり、
その結果、当初のコンペ案よりだいぶ控えめな競技場となっていました。
展示会会場の一番最後にはそのインパクトあるコンペ案が堂々と展示されており、それと見比べて
「もちろん機能、予算は重要ではあるが、当初のインパクトがある、
彼女の代名詞になるであろう新国立競技場が見たかったな~」
っと改めて思ったひとときでした。(あくまでも私の個人的な見解です)
keita